今の仕事についたのが26歳のときで、その前の数年間はいろんな仕事を転々としていました。今の仕事に就いてからは、なぜか途中で浮気することも無く、現在まで30年以上も続けられているんですね。

昔読んだ本に「同じ仕事を3年続けられるということは、結局その仕事が好きだということです。嫌いな仕事を3年も続けられるほど人間は辛抱強くありません」というのがありました。確かにそれまでは長くて2年、1年も続かない仕事もありました。

30年以上この仕事を続けてこられたというのは、これが私の天職なんだろうなと思います。

今の仕事の中で自分なりに究めてみたいこともありますし、これからも、それなりに楽しみながら、充実感を味わいながら仕事をしていきたいと思っています。

現在の私は特別な用事でもない限り、土曜も日曜もそのほとんどを会社で過ごしています。特に仕事が忙しくて時間に追われているという訳ではありません。会社で好きなCDを聞きながら本を読んだり、調べものをしている時が1番リラックスできるんです。

それに少しでも良い仕事をしようと思ったら、人よりも多く仕事や勉強に時間をかけるようになるのは当然といえば当然ではありますが。

私の周りにも勉強熱心、仕事熱心な社長さん方がたくさんいらっしゃいます。そんな方々からもご指導いただきながら、これからも仕事を通して充実した人生を送りたいものです。

最後に、著名な方々の仕事観のなかで、私の好きな言葉をいくつか紹介します。

 

○「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強に存する。努力また努力のほかはない。その仕事に打ち込んで勉強しつづけさえすれば必ずそこに趣味を生じ、熱意を生み職業の道楽化を実現することができる」

(本多静六 幕末に生まれ、苦学して、後の東京大学農学部教授になり、教鞭を執るかたわら独自の蓄財法で莫大な財産を築き上げたが、教職の退官を機にその財産のほとんどを匿名で社会事業に寄付してしまったという伝説の人)

 

○「仕事に愛情を注げば楽しくなり、愛情のこもった仕事は人の幸せにつながる」

(黒澤明  ご存知、映画監督の世界のクロサワ)

 

○「自分に厳しすぎるとよく言われるが、自分に厳しくすることは自分にチャンスを与えること。厳しいのではなくやさしいのだと考えている」

(秋吉敏子  日本が世界に誇る天才ジャズピアニスト )

 

○「彼くらい練習すればああいう成績を残すことができるだろう。もっとも彼くらい練習することができないだろうけど」

(イチローに関する仰木監督の言葉  これは説明の必要はありませんね)

 

○「仕事の本質というのは本気でそれに夢中になると楽しくなる性質があるものである。前もって働いていない休息は、食欲のない食事と同様で楽しみがない。そして、もっとも愉快でもっとも報いられることが多くて、しかも一番金のかからない最高の時間の使い方は、常に仕事である」

(ヒルティ  スイスの聖者と称えられたスイスの法学者・思想家)