よく失敗します。日常の些細なことから大事な仕事のことまで、まあ我ながらあきれるほどです。若い頃はもっと多かったですから、年のせいで頭がぼけてきたからということでもないようです。

失敗という言葉、あまり良いイメージはありません。辞書を引くと、「やってみたがうまくいかないこと」「しそこなうこと」「やりそこない」等とでています。

失敗は悪いこと、出来れば失敗は避けて通りたいというのが一般的な心情でしょうか。

人生で起こることはすべて必然性があるともいわれますが、成功にしろ失敗にしろ、その人の人生にとってはなんらかの意味があるということでしょう。

「成長とはできなかったことができるようになること」といいますが、「やってみたがうまくいかないこと(失敗)」を経験しなければ成長することも出来ないですね。

「専門家とは特定の分野において、ありとあらゆる失敗をしてきた人のことをいう」ともいいますが、確かに自分の経験に照らしても、うまくいったときより失敗して恥ずかしい思いや辛い思いを体験したときのほうが自分の成長の糧になっているなとは思います。ただ、すすんでもう一度あの失敗を体験したいとは思いませんが・・・。

それと、自分の体験からも、目標を持って前向きに取り組んでいるときは、うまくいかなくても、あまり失敗したという感覚は無いような気がします。目標を達成する上での貴重な経験という感じであまりマイナスの感情にはならないみたいです。

昔、独立する前に他の会計事務所で修行をさせてもらっていたときに、自分のミスもあって、できれば避けて通りたいような嫌な案件をいくつか処理しなければならないことがありました。それでも将来自分が独立してすべて一人でやるときのことを考えると、独立する前の今、体験できることはとてもありがたいことだと思うことで、前向きに取り組むことができました。

目標を持って、成長し続けようとする限り、失敗ということはありえないということになりますね。あるのは貴重な経験だけということですか。

一般的に、経営者の最大の失敗は経営破綻いわゆる倒産だといわれますが、もうだめだとあきらめない限り、倒産さえも貴重な経験であるといえるのではないでしょうか。

「失敗を恐れたり傷つくことを恐れる人間に成功はない」とも言いますし、「偶然の成功は失敗よりも始末が悪い」という言葉もあります。失敗を恐れず、前向きに生きて行きたいものです。

ただし、いくら失敗を恐れずといっても、同じ失敗を何回も繰り返すようじゃねぇ・・・・。失敗は次に生かされるからこそ貴重な経験になるんですからね、きちんと学習しないといけません。同じ失敗を3度も繰り返したらただのアホだっていうでしょ。(・・私のことです